11月29日。
この日は、名古屋市内、東山動植物園にて、こちらのサイトでもご紹介させていただいた、小林の出花(本来、花宿で行われる花祭の次第を、その地区の家を周って行ったり、他の地域で行ったりすること)がありました。私(こちら三河放送局 局長の山口)も、許可をもらって撮影に行きました。
ここ数年、基本的にカメラを持たずに花祭に行くことが多いため、久しぶりの花祭撮影に私も興奮気味。でも、紅葉シーズンってことで、駐車場がなく気分はブルーに。
でも、14:00頃から雲がきれ晴れ間が見えだすと、紅葉が映えだし、気分は再びMAX。さあ、撮影開始です。
東山動植物園の植物園側入り口
実はこの日、『きてみん!奥三河』と『小林花祭の実演&交流会』がありまして、まずはその本部に行くと、大画面モニターに...私が作った花祭の映像が流れていました。私の作成した映像が、花祭を伝える資料として流されていたのは『無断利用』だけど、かなり嬉しい(笑)
ここで声をかけてくれたのが、豊根村役場の○○さん。facebookの友達ですが、これが初対面。気さくで可愛い方でした。撮影にもちょっと協力してもらっちゃいました。
ここが本部。オニスターグッズも売っていました
そして、設楽町の五平餅売場に足を運ぶと、「こちら三河放送局さん!久しぶり!!」と元気に手を振る女性がいました。そう、この方は、4,5年くらい前に田峯城を取材させていただいた時、召使役を演じてくれたノリのよい受付の方だったのです。ここの五平餅は、この大きさで300円。夕方によったら、すべて売り切れていました。
久しぶりに再会した左側の女性
当然食べました。かなりボリュームがあります
腹ごなしをしたところで、お目当ての合掌造りの家へ向かいました。ここでは、花祭で使う『ざぜち』作り体験ができるのです。中をのぞくと、お年寄りと子供たちが、ざぜちを一生懸命作っていました。こちらも盛況で、1日しかやらなかったのがもったいないほど。
映像には映っていますが、小学生の子供さん達もたくさんいて、楽しそうにざぜち作りをしていました。この子達が、いつか花祭を見に来てくれて、尚且つ小林を気に入ってくれて、最終的に住み着いてくれれば最高なのですけどね。
映像には映っていますが、小学生の子供さん達もたくさんいて、楽しそうにざぜち作りをしていました。この子達が、いつか花祭を見に来てくれて、尚且つ小林を気に入ってくれて、最終的に住み着いてくれれば最高なのですけどね。
合掌造りの家。ここでは『ざぜち』作りが行われていました
みなさん、真剣に作っています
池の向こうにあるのが、本日の舞庭
池の周辺は紅葉真っ盛り
そして、日も傾きだした頃、ついに花祭の実演が始まりました。最初は山鬼様の舞です。昨年は酔いつぶれていて、また今年はお手伝いをしていて全くと言ってよい程見ていなかったので、大変うれしい一時でした。
山鬼様登場
しかしすごい人です。多分、本当の花祭より人は多いでしょう。舞庭の周りには、カメラマンがびっしりです。だって、こんな時でないと、なかなか写真を撮るのは難しいですからね。私は神座のすぐ横でカメラを構えていましたが、時々小さな女の子の声で「てーほへてほへ」と聞こえてくるのがうれしかったです。 関係者の子供か、はたまた親戚ですかね?
舞庭の横も、池の対岸も、人でびっしりと埋め尽くされています
そして、山鬼様が去ると、獅子とおかめとひょっとこが入ってきました。これは、本来の花祭には無い異色の組み合わせです。獅子が寝て、それを起こすのは何時もと違いひよっとこの仕事。でも、ちょっとお尻のたたき方が甘いぞ‼
獅子とおかめとひょっとこは、10分程舞ってそのまま戻っていき...ませんでしてた。そう、おかめとひょっとこは、五平餅の味噌を塗りに、獅子は人を咬みに道路の方へ遠征です。それを撮りに行ったところ、獅子の先に撮影禁止のSKEメンバーを発見。この場での撮影は危険と、私はそのまま退散。その為、味噌を縫ってもらうことはできませんでした。
これが終わり、しばらくすると日が沈み、あたりはこんな風景に。
東山動植物園のライトアップされた夜景
で、次は夜の部の本番、盛り上がる四つ舞もあります。ここで思いっきり...と言いたいところでしたが、この日は伏見で飲み会がありまして、カメラを嫁の託し、私は一人で伏見へ。その後は空撮仲間と12:00過ぎまで飲んでしまいました。
ってことで、ブログはここまで‼
宴会中
一応、私が撮った昼の部(夕方の部)の映像だけはアップしておきます。バックの紅葉のおかげで、山鬼様の赤が、普段以上に映えて見えます。
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